ASUS P5B-Vの500GBHDDを2TBHDDへ換装
「ASUS P5B-V」は、Intel G965チップセットを搭載した高性能グラフィックスGMA X3000を内蔵のマザーボードである。ビデオカードを別途用意せずに消費電力の少な目なマシンとして自作した。ケースはPentiumⅢ時代のサーバー用のものをヤフオクで格安で入手した。自作PCの壊れる箇所といえば、電源、ビデオカード、HDDがまず挙げられるが、7年稼働して、電源の痛みがないのが幸いである。「恵安の電源”静か”KEIAN KT-550AS SLI」は、名前のとおり非常に静かで、耐久性も優れている。むろんこの自作パソコンがどんなに高負荷になっても消費電力100Wを超えないのに、定格550WのKT-550AS SLIを積んでいれば、余裕たっぷりな状態で働きつづけてきたことも故障のない要因になっている。
HDDのエラーに最初に気づいたのは、2014年(平成26年)8月13日(水曜日)のことである。WORDファイルの編集中に上書き保存しようとしたら、ファイルが壊れていますのエラーが出た。実際そのファイルの復元はできず、こまめにバックアップを取ってあって良かったと思った。シマンテックの「Norton SystemWorks 2003」を愛用しているが、「Norton Utilities」の中に含まれる「Norton Disk Doctor」のお世話になった。表面ディスクチェック・未使用分もありでエラー修正ありのチェックをして(時間はかかる)HDDのエラーをなくした。
だが、約2週間後の2014年(平成26年)8月28日(木曜日)にまた事故って、HDDの換装を決意した。とはいっても、もう一度、シマンテックの「Norton Utilities」の中に含まれる「Norton Disk Doctor」で表面ディスクチェック・未使用分もありでエラー修正ありのチェックをして、クレジットカードの都合と「TSUKUMO」のセールの都合で8月31日(日曜日)まで購入を待ち、9月2日(火曜日)に主にバックアップ、9月3日(水曜日)に主にHDDの換装の実施をした。
以下は、そのHDD換装の記録である。
P5B-Vでboot.iniのsignature(** ... **)をmulti(0)に変更2箇所
boot.iniの編集をする。
マイコンピュータを右クリックして出現するメニューから、「プロパティ」を選ぶ。
または、
スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」から、「sysdm.cpl」と入力して実行する。
すると、システムのプロパティが起動するので、「詳細設定」のタブを選ぶ。
「起動と回復」のところの「設定」をクリックする。
起動と回復のウィンドウが現れたら、「起動のオプションファイルを手動で編集するには、「編集」をクリック」のところの「編集」をクリックして、boot.iniの編集をする。
具体的には、
[boot loader]
timeout=30
default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS
[operating systems]
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS="Microsoft Windows XP Home Edition" /noexecute=optin /fastdetect /noguiboot
という内容のところに、signature(** ... **)が存在していたら、signature(** ... **)をmulti(0)に2箇所変更する腹積もりだったが、Home Editionのためか、もともとmulti(0)になっているので今回の変更はなし。
boot.iniのファイルが2箇所signature(** ... **)の状態だと
これは、Windows XP ProfessionalのHDDを換装したときだが、同じTrue Imaga Personalを使って行ったのだが、boot.iniのファイルが2箇所signature(** ... **)の状態だったために、起動の際にHDDが別のものであると検知し、次のようなエラーを出して止まってしまった。
「
次のARCファームウェアブート構成の問題のため、Windowsを起動できませんでした:
HALとシステムパスに対するARC名を正しく生成できませんでした。ARC構成オプションについては、Windowsのマニュアルを、追加情報についてはハードウェアのマニュアルを確認してください。
」
このときは、LinuxのFedoraからboot.iniファイルを編集して無事起動したが、今回は最初から、boot.iniのsignature(** ... **)をmulti(0)に2箇所変更しておこうと目論んだが、その必要はなかったという話。
P5B-VのC:ドライブの内容を、True Image Personalで、2TB HDDのD:ドライブ相等にバックアップイメージを作成する。
「Acronis True Image Personal」は、ソースネクストが1980円で販売していた「Acronis True Image 6.0」の簡易版である。Windows 2000/XP/Me/98/98SEに対応している。Windows上でシステムバックアップが容易に実行できるソフトである。今なら、システムバックアップには同じくソースネクストが販売している「NovaBACKUP」がおすすめである。増分バックアップと差分バックアップにも対応していてシステムバックアップだけでなくファイルバックアップにも最適である。
Acronis True Image Personalを起動する。
Acronis True Image へようこそ! の画面が出現するのでよく説明を読んで、次へをクリックする。
操作の選択の画面で、「パーティションまたはハードディスク全体のイメージを作成」を選んで、次へをクリックする。
イメージを作成するパーティションの選択の画面で、C:ドライブのみ左クリックして選択し、次へをクリックする。
イメージアーカイブの保存先の設定の画面で、2TBのHDDのD:ドライブに相等するこのマシンでは、ちょっと変になるけれどK:ドライブを選択し、ファイル名を「K:\2014-09-02SystemStable.tib」などと入力して、次へをクリックする。
圧縮レベルの画面で、圧縮レベルを3などとして、次へをクリックする。
イメージアーカイブの分割の画面で、自動を選んで、次へをクリックする。
イメージアーカイブの保護の画面で、パスワードをかけてイメージファイルの保護ができるけれど特にパスワードは設定せずに、次へをクリックする。
イメージアーカイブのコメントの画面で、コメントを入れられるけれど特にコメントはつけずに、次へをクリックする。
処理内容が表示されるので確認して、実行をクリックする。
30~60分くらいで作業完了の画面が出るので、終了をクリックして完了。
Atom機で2TBHDDを90GB:(残り)にパーティションを作り、フォーマット
ここでAtom機というのは、「Intel D410PT」マザーボードを使用した自作PCである。インテル NM10 Expressチップセットを搭載した、Atom D410プロセッサーの冷却ファンなしマザーボードである。消費電力が22Wのマシンとして組み立てた。Mini-ITXのマザーボードでありながら、ATXケースで組み立てて空気の流れを充分確保し、空冷ファンが1つも付いていない。光学ドライブも外付けで設計している。2.5インチHDDを使用することでも消費電力の低減を図っている。自宅サーバー用途を考えていたが、無料レンタルサーバーの「XREA FREE」の容量が50MBから1GBにアップしたこともあり、電気代を考えて自宅サーバーに使うのを取りやめた。その後は、WindowsXPをインストールし、HDDのパーティション作成・フォーマットと、後述する「Paragon Alignment Tool 3.0」を実行するサブマシンとなっている。
コントロールパネルからパフォーマンスとメンテナンスを選び、さらに管理ツールを選んだ中からコンピュータの管理を起動する。
コンピュータの管理の左ペインのコンピュータの管理(ローカル)から記憶域の中のディスクの管理を選び、右ペインのディスク1に1863.01GBのディスクが未割り当てでつながっていることを確認する。
ディスク1のところを選択して右クリックし、出現したメニューから「ディスクの初期化」を選ぶ。ディスクはベーシックディスクとして初期化されます。
未割り当ての黒色の画像のところを選択して右クリックし、出現したメニューから「新しいパーティション」を選び、新しいパーティションウィザードを起動する。
パーティションの種類を選択のところで、「プライマリパーティション」を選んで次へをクリックする。
パーティションサイズの指定のところで、「92160」MBと入力し、次へをクリックする。
ドライブ文字またはパスの割り当てのところで、「次のドライブ文字を割り当てる」を選んで、自動で表示された「E」にしておいて、次へをクリックする。
パーティションのフォーマットのところで、「このパーティションを以下の設定でフォーマットする」を選んで、ファイルシステムを「NTFS」、アロケーションユニットサイズを「既定値」、ボリュームラベルを「WindowsXP」として、次へをクリックする。
新しいパーティションウィザードの完了のところで、設定を確認し、完了をクリックする。
新しいパーティションが作成され、フォーマットが開始される。
しばらくして、E:ドライブの作成が完了する。
残りの未割り当ての1773.01GB(1815565MB)について、E:ドライブと同様にして、F:ドライブを作成する。
その時、「次のドライブ文字を割り当てる」のところで、自動で表示された「F」にしておいて、「このパーティションを以下の設定でフォーマットする」のところで、ボリュームラベルを「DATA」とする。
Atom機で2TBHDDをParagon Alignment Tool 3.0で、Windows XPで使えるようにする。
「Paragon Alignment Tool 3.0」は、「Paragon Alignment Tool 4.0 Professional」の1つ前のバージョンに当たるのだろう。3.5インチFDDの時代から、512バイトセクタのフォーマットが続いていて、テキストファイルを主とする人にとっては、1回のファイル修正が512バイト未満のファイルサイズ変化であったこともしばしばだったろうが、画像ファイルや動画ファイルの保存が主目的になってしまっては、512バイト未満のファイル修正など少なくなってしまったのだろう。4KバイトセクタのHDDが登場することになり、WindowsXPは、4KバイトセクタのHDDに対応していないために、この様なアライメント最適化ソフトを利用しなければならなくなった。WindowsXPではなくても、アライメントの調整が、HDDやSSDの速度向上と長寿命化をもたらすらしい。なおWindowsXPの限界は、4KバイトセクタのHDDだけではなくて、32ビット限界の、物理ドライブ1台2TBまでのHDDしか使えないという点もある。
Paragon Alignment Tool 3.0を起動する。
Welcome to the Disk Alignment Tool! の英語の注意事項を読んで必要ならデータのバックアップ等をするのであるが、今回はフォーマット直後のディスクのAlignmentであり、特にすることはない。データが保存されている状態でのAlignmentは、非常に時間がかかるのであまりお勧めしない。このソフトはHDDのフォーマット直後に実行して、パフォーマンスを向上させる、WindowsXPでも使えるようにするためのものと思ったほうが良い。
Nextをクリックする。ハードウェアの分析をしてくれる。
Alignment options の画面でデフォルトの「Reset」と「Once」を選んでNextをクリックする。
Please select partitions to align: の画面で目的のHDDであるDisk1のみチェックを入れて、Align partitionsをクリックする。
Alignment is in progress ... の画面で残り時間が表示されながら進行具合を表示してくれる。
新品のHDDをフォーマットした直後なら、エラーが出ることもなく、時間がそれほどかかることもなく1、2分で完了するはずである。
で、Alignment is complete の画面が出てめでたくディスクが緑色の表示になって、Close をクリックして完了。
2TBHDDとDVD-RAMドライブをP5B-VにS-ATA接続で設置。
交換する500GBのHDDは、「HITACHI Deskstar」。2007年6月の製造だ。日立といえども寿命は7年か。MODELは「HDT725050VLA360」。IDE接続の端子はなくて、S-ATA接続の端子のみのシンプルなインターフェースの奴だ。新しい2TBのHDDは、東芝の「MD04ACA200」。2014年3月17日の製造。あと7年持てば良しとする。
設置はS-ATA接続インターフェースのHDDからS-ATA接続インターフェースのHDDへの換装だから何も問題はない。
HDDを交換するついでにと購入してあったDVD-RAMドライブも交換する。思えばこのマシンは組み立てたのちカバーを開けたことがほとんど無い。今回も5年以上開けたことないではないかのカバーを開けた。PentiumⅢ時代のサーバー用ケースをヤフオクで格安で譲ってもらったケースである。前方に便利なインターフェースとして、「コンパネ4号」を設置している。このお陰で旧時代の何も付いていないケースが、USB2基、IEEE1394・1基、各種カードスロット一式、オーディオ入出力に空冷ファンコントローラまでを備えた近代的なケースに生まれ変わり、P5B-Vとして稼働実績7年以上が経過した。
DVD-RAMドライブはIDE接続のものを使っていた。IDE接続は、SCSI流用品チップで無理やり昔のパーツも使えますみたいな奴なので、なんかWindowsXPでは音楽CDをWindows Media Playerで認識しないという、致命的と言うか、とても痛い欠陥を持っていた。今回S-ATA接続のDVD-RAMドライブに交換するのでその欠陥が治ることを望む。
交換するDVD-RAMドライブは、「ASUS QuieTrack」。2007年2月製造。まだ使える。Pentium4とかのマシンに入れたやりたい。ピンはケーブルセレクトではなく、マスターに入っている。MODELは「72D0AA212354」。新しいDVD-RAMドライブは、LG電子の「Super Multi DVD Rewriter」。MODELは「GH24NS90」。2012年2月27日の製造。HDDの交換を2年も待っていたのだな。
設置はIDE接続インターフェースの光学ドライブからS-ATA接続インターフェースの光学ドライブに変更だから、S-ATAケーブルが必要になり、電源ケーブルもS-ATAのを探さないといけない。データケーブルのS-ATAケーブルは、いつも常備しているが、電源はあるかなと思っていたら、ちょうど光学ドライブに使える位置にケーブルが1本余っていた。ああ、S-ATA接続に変更することも予期して電源ケーブルを置いといた過去の自分。でかした。だから設置は思いのほか簡単だった。
こういうことが好きな人には苦にならない仕事だ。
Acronis True Image PersonalのCD起動で復元。
BIOSでHDDとDVD-RAMドライブを認識していることを確認し、Acronis True Image PersonalのCD起動用にあらかじめ焼いてあるCD-RをDVD-RAMドライブに入れて、起動。
Acronis True Image Personalのロゴ画面が出現し、Loading, please wait... などと表示され、いよいよAcronis True Image Personal の出番になる訳だが、エラー画面が出て「Acronis True Image Personalはハードディスクを見つけることができませんでした。」と表示される。
「Acronis True Image へ ようこそ! 」の画面になっても何もできないので、Acronis True Image Personalを終了して再起動してBIOSをもう一度確認する。
BIOSのMAINタブの「IDE Configuration」のメニューの中に入って、SATA Configurationが「Enhanced」となっているのを、「Compatible」に変更する。Windows2000とWindowsXPの場合は「Enhanced」を選び、ME、98、NT4.0やMS-DOSの場合は、「Compatible」を選べとなっている。ここが怪しい。Acronis True Image PersonalはMS-DOS起動なのだ。多分。
今回は、Acronis True Image Personalのロゴ画面が出現し、Loading, please wait... などと表示さた後に、「処理中です。お待ちください... 」の画面が出現し、「パーティションD:を解析中... 」などと頼もしいことを言ってくれて、「Acronis True Image へ ようこそ! 」の画面になる。
説明を読んで続行するので、「次へ」を矢印キーで選択してエンターキーを押す。
「操作の選択」の画面が現れるので、「パーティションやハードディスクドライブ全体を復元、または新しいハードディスクドライブやPCに展開(R)」を「R」キーを押して選んで、「次へ」を矢印キーで選択してエンターキーを押す。
「イメージアーカイブの選択」の画面が現れるので、タブキーや矢印キーを駆使して、目的の「2014-09-02SystemStable.tib」を選択し、タブキーで「次へ」を選んでエンターキーを押す。
「復元するパーティションまたはディスク」の画面が現れるので、タブキーや矢印キーを駆使して、目的の「C: 89.96GB」を選択し、タブキーで「次へ」を選んでエンターキーを押す。
「処理中です。お待ちください... 」の画面が出現し、「パーティションC:を解析中... 」などと言っているのでほんのちょっと待つ。
「パーティションの復元場所」の画面が現れるので、タブキーや矢印キーを駆使して、目的の「C: 」ドライブを選択し、(グラフィックスでは分かりにくいので、最後に設定をよく確認して実行をすることにしよう。)タブキーで「次へ」を選んでエンターキーを押す。
「復元するパーティションの種類」の画面が現れるので、オペレーティングシステムを含むので「アクティブ(A)」を「A」キーを押すか、矢印キーで選択して、タブキーで「次へ」を選んでエンターキーを押す。
「復元するパーティションのサイズ」の画面が現れるが、C:ドライブが90GBちょうどになっていて前方にも後方にも空き領域を作るつもりは全くないので、90GBのままにしておいて、タブキーで「次へ」を選んでエンターキーを押す。
「次の選択」の画面が現れて、さらに別のパーティションやドライブを復元するかを尋ねられるが、C:ドライブの復元のみでいいから、「復元しません(D)」を「D」キーを押すか、矢印キーで選択して、タブキーで「次へ」を選んでエンターキーを押す。
最後に確認の画面が現れる。パーティションを削除してから復元をするようなので、ボリュームラベルは消えてしまう事がわかった。確認をよくしたのちおもむろに、タブキーで「実行」を選んでエンタキーを押して実行する。
「処理の開始」の画面が現れ、パーティションの復元には3時間以上かかるらしい。。圧縮をしない方がよかったかなとかとも思う。
「作業完了」の画面が現れ、説明を読んだあと、タブキーで「終了」を選んでエンタキーを押して終了する。
無事復元が終わったので、Acronis True Image PersonalのCDを抜いて、BIOSで
MAINタブの「IDE Configuration」のメニューの中に入って、SATA Configurationを「Compatible」から「Enhanced」に戻してやる。
Acronis True Image PersonalはMS-DOS起動だったのだ。多分。
起動テスト
再起動すると無事DVD-RAMドライブ(HL-DT-ST DVDRAM GH24NS90)とHDD(TOSHIBA MD04ACA200)が見つかりシステムの再設定が行われる。ここで注意喚起の画面が出るので、「はい」をクリックして再起動する。
「boot.iniの編集」で確認するが、multi(0)のままであった。
以前は音楽CDを認識してくれなかったが、今回「中島敦 「李陵」」の朗読CDをCDトレイに入れたら、「Audio CD(D:)」の画面が現れて、いろいろなアプリケーションが選べるが、とりあえずWindows Media Player使用の「オーディオCDの再生」を選んだら、きちんと再生できた!! やっぱりもっと早くできれば7年前にも、S-ATA接続に切り替えるべきだった。
K:ドライブからD:ドライブにドライブ文字変更。
よくよく調べてみると、以前D:ドライブだったハードディスクがK:ドライブになっていて何かとおかしい。それで「デバイスマネージャ」でD:ドライブからJ:ドライブまで占有しているドライブを無効にして、「ディスクの管理」でK:ドライブのドライブ文字をK:からD:に変更することにする。
「デバイスマネージャ」は、マイコンピュータを右クリックして現れるメニューからプロパティをクリックして「システムのプロパティ」を呼び出す。この「システムのプロパティ」の「ハードウェア」タブの中に、「デバイスマネージャ」があるので起動する。
「DVD/CD-ROMドライブ」の中の「HL-DT-ST DVDRAM GH24NS90」と「ディスクドライブ」の中の「Generic USB CF Reader USB Devices」などなどを無効にしていく。無効にするにはそれぞれのアイテムを選択して、右クリックして現れるメニューから「無効」をクリックして無効にする。確認のメッセージが出現するが「はい」をクリックして無効にする。
「ディスクの管理」はコントロールパネルから「パフォーマンスとメンテナンス」をクリックし、「コントロールパネルを選んで実行します」から「管理ツール」をクリックする。出現するアイコンの中から「コンピュータの管理」をクリックすると「コンピュータの管理」のウィンドウが現れ、左ペインの「コンピュータの管理(ローカル)」の中の「記憶域」の中に「ディスクの管理」があるので、この「ディスクの管理」をクリックして起動する。
右ペインにディスクの内容が図案化されるので、K:ドライブを選んで、右クリックして現れるメニューから「ドライブ文字とパスの変更」をクリックして「K:(DATA)のドライブ文字とパスの変更」のウィンドウを立ち上げる。このウィンドウの中の「変更」をクリックして、「次のドライブ文字を割り当てる」で「K」となっているのを「D」に変更して「OK」をクリックする。確認のメッセージが2度現れるが、「はい」をクリックして変更する。再起動が必要な事がわかるのでここで再起動するのもいいが、「デバイスマネージャ」で無効にしていた奴もついでにここで「有効」にしておいてから再起動する。
「デバイスマネージャ」で無効にしていたデバイスを「有効」にするには、先に「無効」にしたときと同じやり方である。デバイスが有効の時は、右クリックして現れるメニューに「無効」があり、無効にすることができるし、デバイスが無効の時は、右クリックして現れるメニューに「有効」があり、有効にすることができると言うだけの話だ。
ここで「デバイスマネージャ」で無効にしていたデバイスを有効にして再起動する。
ディスクを頻繁に更新する「インターネット一時ファイル」と「仮想メモリ」と「一時ファイルの場所」の保存先をD:ドライブに変更する。
「インターネット一時ファイル」の保存先のD:ドライブへの変更。
「インターネット一時ファイル」の容量を設定します。
「インターネットエクスプローラ」を右クリックして、「インターネットのプロパティ」を選択します。
「インターネットのプロパティ」画面の「全般」タブの中にある、「インターネット一時ファイル」欄の中の「設定」ボタンをクリックすることで開く、「設定」画面の「保存しているページの新しいバージョンの確認」を「自動的に確認する」にチェックし、「使用するディスク領域」を125MB程度に調整します。
この「設定」画面の「フォルダの移動」をクリックすると、「フォルダの参照」画面が表示されるので、移動先のハードディスクを設定します。(大容量・高速のシステムドライブ以外のドライブに設定すると効果的です)
「仮想メモリ」の保存先のD:ドライブへの変更。
「システムのプロパティ」は、「マイコンピュータ」を右クリックして、「プロパティ」を選択すれば、「システムのプロパティ」が現れます。
また、「コントロールパネル」の「パフォーマンスとメンテナンス」から、「システム」を選択しても現れます。
「システムのプロパティ」画面で、「詳細設定」タブの中の、「パフォーマンス」欄にある「設定」ボタンをクリックして、「パフォーマンスオプション」画面の「詳細設定」タブで、仮想メモリの設定を、「変更」して、C:ドライブ以外のドライブに、できれば、物理的にシステムドライブと異なったドライブに(ただし外付けのドライブは不適)、メモリの1.5倍程度の仮想メモリサイズを固定サイズで割り当てます(「384-384」などとする)。ただし、メモリが巨大なマシンなど(1GB以上のメモリ搭載マシン)は、80MB〜130MB程度の固定サイズで十分なはず(特別メモリ喰いの使い方をしていなければ)。
「一時ファイルの場所」のD:ドライブへの変更。
アプリケーションのセットアッププログラムや多くのアプリケーションでは、環境変数TEMP、またはTMPで示されるフォルダに一時ファイルを作成します。WindowsXPでは、環境変数TEMPおよびTMPのターゲットとして、ユーザープロファイルフォルダ以下の「Local Settings\Temp」フォルダが指定されます。ユーザープロファイルフォルダは、標準でブートドライブ(Windowsフォルダが存在するドライブ)に作成されるため、その都度ファイルの作成/削除が繰り返されることによってブートドライブのフラグメントが進んでしまいます。そこで、次の手順を実行して一時フォルダを別ドライブ(可能であれば別の物理ドライブ)に移動することにより、システムのパフォーマンス低下を防止したり、一時ファイルを多用するアプリケーションのパフォーマンスを改善することが可能になります。
これも、「システムのプロパティ」からの設定となります。
「スタート」メニューの「コントロールパネル」の「パフォーマンスとメンテナンス」から「システム」を起動します。
「システムのプロパティ」は、「マイコンピュータ」を右クリックして、「プロパティ」を選択しても、「システムのプロパティ」が現れます。
「システムのプロパティ」画面で、「詳細設定」タブの中の、「環境変数」ボタンをクリックして、ユーザー環境変数にある「TEMP」を選択し、「編集」ボタンをクリックして現れる、「ユーザー変数の編集」画面で、「変数値」に実在する移動先フォルダのフルパスを入力します。
同様に、環境変数「TMP」の値も「TEMP」と同じ値に変更します。
Windowsを再起動する必要があります。
システムドライブの90GBはまだまだ健全
「インターネット一時ファイル」と「仮想メモリ」と「一時ファイルの場所」の保存先をD:ドライブに変更しておいたために、今回7年稼働させたHDDが壊れたが、壊れたのはD:ドライブだけで、D:ドライブ保存のデータファイルを2.5インチ1TB外付けHDDにXCOPYコマンドのバッチファイルでバックアップしておくだけで難を逃れた。システムドライブの90GBはまだまだ健全で、エラーが最初に見つかってから2週間以上HDD換装まで悠長にしていられた。HDDをパーティション分けして、システムドライブはできるだけ頻繁に更新しない運用を心がけるのが大切だと改めて思った。
Paragon Alignment Tool 3.0のやり直し。
「True Image Personal」でバックアップイメージを復元する際に、パーティションを削除してしまったが、この削除と「Paragon Alignment Tool 3.0」のAlignment(整列)の結果はどうなるのかなと、調べて見たところ、Alignment(整列)していない状態にC:ドライブがなってしまっている。D:ドライブは無事なのだが、この状態でデフラグなどをすると結果は保証できない恐れがあるので、C:ドライブのみ「Paragon Alignment Tool 3.0」のやり直しをする。手順はフォーマット直後にやったときと同じ。データが入っている分時間がかかる。15分くらいかかった。
その後
使いこなしていくとWORDを起動するのも、WORDファイルを開くのも早くなった。今まで待たされたいた時間が無くなってしまった感じ。Windowsシステムの起動自体も10秒か20秒くらい短縮された気がする。
チェンジギア3が光学ドライブを認識しないことが分かった。試行錯誤してインストールをし直したり、レジストリを削除しての再インストールもしたが結局、BIOSで、MAINタブの「IDE Configuration」のメニューの中に入って、「SATA Configuration」が「Enhanced」となっているのを、「Compatible」に変更し直したら、光学ドライブもCDメディアも認識するようになった。
チェンジギア3(Ver.3.1.5)は、copyrightが2002年になっていて、Pentium4時代のものだから、何か古い設計になっているのだ。古いバージョンのチェンジギア3を使いたかったら、「SATA Configuration」を、「Compatible」に変更すること。
見てみて真似る やってみて真似る
あさのおかぎり 真似る良い子は すくすく育つ
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