在学中 ・僕の抱く理想の教師像
僕のような子の役に立ちたい。
これが僕自身の生活史を振り返り、未来と社会を向いたときに見出した答えです。
高校生の頃から、僕という個人が、社会で生きていけるのだろうか、と思い悩み苦しみました。ついには神経衰弱と診断され、精神科に入院するにも至りました。
その後、自分の心と向き合う道を取った僕は、カウンセリングを受けたり、本を読んだりして、どうにか「心」と対話するコツをつかんできました。無神経に粗暴に扱うのではなく、繊細な心と触れ合うコツを自分自身の心と対面しながらつかんできたのです。
現在の学校には、成長途上で、自分の弱さと対決するのが上手くできない子どもたちがたくさんいると思います。また自分自身の未来像や、社会で生きている姿が思い描けない子どもたちがたくさんいると思います。
世界を自然科学の立場から語る術を教授しながら、思春期の揺れ動く心に悩む青年を、そういった「弱い心」の子どもたちを温かく包みながら、時折考え方やものの見方、社会や将来に対する示唆を与えていく、そんな教師として教育に捧げたいと念願しています。
見てみて真似る やってみて真似る
あさのおかぎり 真似る良い子は すくすく育つ
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